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粛々
ふりがな文庫
“粛々”のいろいろな読み方と例文
旧字:
肅々
読み方
割合
しゅくしゅく
90.2%
しずしず
4.9%
しとしと
2.4%
しゆく/\
2.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅくしゅく
(逆引き)
けれど二階堂のやしきから貝の音にしたがって歩武堂々と町なかも意識して
粛々
(
しゅくしゅく
)
とながれて来た。期待のとおり装いも見事であった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粛々(しゅくしゅく)の例文をもっと
(37作品)
見る
しずしず
(逆引き)
間もなく、数名の武士が、網をかけた駕籠を囲んで、
粛々
(
しずしず
)
と平河口の方へ出て行った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
粛々(しずしず)の例文をもっと
(2作品)
見る
しとしと
(逆引き)
降ったり
休
(
や
)
んだりした雪は、やがて
霙
(
みぞれ
)
に変って来た。あの
粛々
(
しとしと
)
降りそそぐ音を聞きながら、私達は飯山行の便船が出るのを待っていた。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
粛々(しとしと)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しゆく/\
(逆引き)
終夜
(
しうや
)
雨
(
あめ
)
に
湿
(
うるほ
)
ひし為め、水中を
歩
(
あゆ
)
むも
別
(
べつ
)
に意となさず、二十七名の一隊
粛々
(
しゆく/\
)
として
沼
(
ぬま
)
を
渉
(
わた
)
り、
蕭疎
(
しようそ
)
たる
藺草
(
いくさ
)
の間を
過
(
す
)
ぎ、
悠々
(
いう/\
)
たる
鳧鴨
(
ふわう
)
の群を
驚
(
おどろ
)
かす
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
粛々(しゆく/\)の例文をもっと
(1作品)
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粛
常用漢字
中学
部首:⾀
11画
々
3画
“粛”で始まる語句
粛
粛然
粛殺
粛清
粛啓
粛慎
粛正
粛兄
粛静
粛宗
“粛々”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
下村湖人
吉川英治
中里介山
梅崎春生
国枝史郎
林不忘
海野十三
島崎藤村
夏目漱石