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藺草
ふりがな文庫
“藺草”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いぐさ
63.6%
ゐぐさ
27.3%
いくさ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぐさ
(逆引き)
其処は蛛網の大綱がくつついてゐる
榛
(
はん
)
の木の直ぐ根元でした。青い
豆蜋
(
とうすみとんぼ
)
が
藺草
(
いぐさ
)
の叢の間を彼方此方と飛びまはつて、それ/″\に猟の最中でした。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
藺草(いぐさ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ゐぐさ
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
更
(
さら
)
に
栗
(
くり
)
の
木
(
き
)
の
茂
(
しげ
)
つた
葉
(
は
)
の
間
(
あひだ
)
から
針
(
はり
)
の
先
(
さき
)
で
突
(
つ
)
くやうにぽちり/\と
洩
(
も
)
れて
射
(
さ
)
す
光
(
ひかり
)
を
避
(
さ
)
けて
例
(
いつ
)
もの
如
(
ごと
)
く
藺草
(
ゐぐさ
)
の
編笠
(
あみがさ
)
を
被
(
かぶ
)
つて、
麻
(
あさ
)
の
紐
(
ひも
)
を
顎
(
あご
)
でぎつと
結
(
むす
)
んである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
藺草(ゐぐさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いくさ
(逆引き)
終夜
(
しうや
)
雨
(
あめ
)
に
湿
(
うるほ
)
ひし為め、水中を
歩
(
あゆ
)
むも
別
(
べつ
)
に意となさず、二十七名の一隊
粛々
(
しゆく/\
)
として
沼
(
ぬま
)
を
渉
(
わた
)
り、
蕭疎
(
しようそ
)
たる
藺草
(
いくさ
)
の間を
過
(
す
)
ぎ、
悠々
(
いう/\
)
たる
鳧鴨
(
ふわう
)
の群を
驚
(
おどろ
)
かす
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
藺草(いくさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“藺草(イグサ)”の解説
イグサ(藺草、イ草、Juncus decipiens)は、単子葉植物イグサ科の植物である。標準和名はイ(藺。「イグサ」を使うこともある)。最も短い標準和名としても知られている。別名:トウシンソウ(燈芯草)。畳表を作るのに使われる。俳句では夏(仲夏)の季語とされる。
(出典:Wikipedia)
藺
漢検1級
部首:⾋
19画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
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