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榛
ふりがな文庫
“榛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はん
64.0%
はしばみ
22.0%
はり
6.0%
はんのき
5.0%
ハリ
2.0%
はりのき
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はん
(逆引き)
すると、菊王は、振っていた手をひっこめて、急にくるっと、人ごみを分けて、蹴上の中腹にある大きな
榛
(
はん
)
の木の方へ駈けて行った。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
榛(はん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はしばみ
(逆引き)
青年はその
榛
(
はしばみ
)
の樹のそばの井戸の
所在
(
ありか
)
を老人に訊いてみるが、老人はもう五十年もこの島にゐて、まだ井戸の水が湧き出すのを見ない。
鷹の井戸
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
榛(はしばみ)の例文をもっと
(22作品)
見る
はり
(逆引き)
そこは水戸家の下屋敷から五六町も東へはいったところで、左に源心寺という寺の森があり、東側は
榛
(
はり
)
の林や、畑や田や、堀や農家などのひろい展望がある。
おれの女房
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
榛(はり)の例文をもっと
(6作品)
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▼ すべて表示
はんのき
(逆引き)
生
(
お
)
い茂った
軟
(
やわらか
)
い
草叢
(
くさむら
)
が、かすかな音をたてて足の下にしなっていった。
榛
(
はんのき
)
の立木が半ば水に浸って、河の上に枝を垂れていた。
蝿
(
はえ
)
が雲のように群れて飛び回っていた。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
榛(はんのき)の例文をもっと
(5作品)
見る
ハリ
(逆引き)
の
服曾比猟
(
キソヒカリ
)
する月は来にけりとありて上古は今のごとく
染汁
(
ソメシル
)
を
製
(
つく
)
りて衣服を染ることはなくて
榛
(
ハリ
)
の実或はすみれかきつばたなどの色よき物を
衣
(
キヌ
)
に摺り
着
(
ツケ
)
てあやをなせるなり其
摺着
(
スリツクル
)
を
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
榛(ハリ)の例文をもっと
(2作品)
見る
はりのき
(逆引き)
喜望峰のあちらからくる
巻雲
(
サアラス
)
が
榛
(
はりのき
)
の枝に
梳
(
す
)
かれ、丸いかげを落としながら飛行船の銀の腹が、その上を通りすぎる。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
榛(はりのき)の例文をもっと
(1作品)
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榛
漢検準1級
部首:⽊
14画
植物の漢字
黍
黄蜀葵
黄葉
黄檗
黄楊
鹹草
鷺草
鴨脚樹
鳶尾
鳳仙花
鳥甲
鳥兜
鬼蓮
鬼灯
馬酔木
馬尾藻
風信子
青茅
雛芥子
雁皮
...
“榛”を含む語句
榛原
榛莽
榛沢
山榛
榛谷
榛原郡
榛名
榛名山
深山榛
榛名湖
榛軒
榛名梅香団扇画
榛樹
榛實
荊榛
後開榛名梅ヶ香
印度藪榛生活
榛楛
狭野榛能
榛野
...
“榛”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
ニコライ・ゴーゴリ
牧野富太郎
小島烏水
作者不詳
中勘助
中里介山
徳冨蘆花
フィオナ・マクラウド
ワシントン・アーヴィング