“榛原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいばら71.4%
はりはら21.4%
ハイバラ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さぶは榛原はいばらっていうかもしれない、芳古堂ではずっと榛原だったから、けれどもおれは大和屋にするってな、忘れないでくれよ」
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く白菅しらすげ真野まぬ榛原はりはら手折たをりて行かむ」(巻三・二八〇)の方がまさっているのではなかろうか。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
榛原ハイバラの団扇投げ与ふるは、かの四十女なり。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)