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手折
ふりがな文庫
“手折”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たお
70.7%
たを
19.5%
たおっ
2.4%
たをり
2.4%
たをる
2.4%
タヲ
2.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たお
(逆引き)
「よその垣であろうが踏みこえて、つい
手折
(
たお
)
りとうなるほどな花を、忠興は家内にお持ちじゃな。……麗しい! 淀よりは美しい」
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手折(たお)の例文をもっと
(29作品)
見る
たを
(逆引き)
これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く
白菅
(
しらすげ
)
の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折
(
たを
)
りて行かむ」(巻三・二八〇)の方が
優
(
まさ
)
っているのではなかろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
手折(たを)の例文をもっと
(8作品)
見る
たおっ
(逆引き)
太吉は
炉辺
(
ろばた
)
に坐って、青竹を切って笛を造りながら、杉の葉や枯れた小枝を
手折
(
たおっ
)
てはこれに火を
焚付
(
たきつ
)
けて、湯を沸して町から母の帰るのを待っていた。
越後の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
手折(たおっ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たをり
(逆引き)
父母
(
ちゝはゝ
)
のおん為に。経の
偈文
(
げもん
)
を
謄写
(
かきうつ
)
して。前なる山川におし流し。春は花を
手折
(
たをり
)
て。仏に
手向
(
たむけ
)
奉り。秋は入る月に
嘯
(
うそぶき
)
て。
坐
(
そゞろ
)
に
西天
(
にしのそら
)
を
恋
(
こふ
)
めり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
手折(たをり)の例文をもっと
(1作品)
見る
たをる
(逆引き)
摘
(
つみ
)
あらそひし
昔
(
むか
)
しは
何
(
なん
)
の
苦
(
く
)
か
有
(
あ
)
りし
野河
(
のがは
)
の
岸
(
きし
)
に
菊
(
きく
)
の
花
(
はな
)
手折
(
たをる
)
とて
流
(
なが
)
れ
一筋
(
ひとすじ
)
かち
渡
(
わた
)
りし
給
(
たま
)
ふ
時
(
とき
)
我
(
われ
)
はるかに
歳下
(
としした
)
の
身
(
み
)
のコマシヤクレにも
君
(
きみ
)
さまの
袂
(
たもと
)
ぬれるとて
袖襻
(
そでだすき
)
かけて
參
(
まゐ
)
らせしを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
手折(たをる)の例文をもっと
(1作品)
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タヲ
(逆引き)
山城の久世の社に 草な
手折
(
タヲ
)
りそ。しが時と、立ち栄ゆとも、草なたをりそ(万葉巻七)
古代民謡の研究:その外輪に沿うて
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
手折(タヲ)の例文をもっと
(1作品)
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手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
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吉川英治