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真野
ふりがな文庫
“真野”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まの
75.0%
まぬ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まの
(逆引き)
「廿二日。晴。
真野
(
まの
)
より
被招行飲
(
まねかれゆきのむ
)
。此日陶後十七回忌。」真野竹亭の子
陶後頼寛
(
たうごよりひろ
)
は安政四年四月廿三日に歿したから、陽暦の忌日は五月十九日である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
先だっても柳沢の言っていたことに、
真野
(
まの
)
がある女にやった
手紙
(
ふみ
)
を水野がその女から取り上げて人に見せていた。他の男が女にやった手紙を女から取り上げて見るのは面白い。水野は腕がある。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
真野(まの)の例文をもっと
(3作品)
見る
まぬ
(逆引き)
これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く
白菅
(
しらすげ
)
の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折
(
たを
)
りて行かむ」(巻三・二八〇)の方が
優
(
まさ
)
っているのではなかろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「いざ児ども
野蒜
(
ぬびる
)
つみに
蒜
(
ひる
)
つみに」とあるし、万葉の、「いざ子ども大和へ早く白菅の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折りて行かむ」(巻三・二八〇)は、高市黒人の歌だから憶良の歌に前行している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
真野(まぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
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