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真野
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まぬ
ふりがな文庫
“
真野
(
まぬ
)” の例文
これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く
白菅
(
しらすげ
)
の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折
(
たを
)
りて行かむ」(巻三・二八〇)の方が
優
(
まさ
)
っているのではなかろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「いざ児ども
野蒜
(
ぬびる
)
つみに
蒜
(
ひる
)
つみに」とあるし、万葉の、「いざ子ども大和へ早く白菅の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折りて行かむ」(巻三・二八〇)は、高市黒人の歌だから憶良の歌に前行している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
陸奥
(
みちのく
)
の
真野
(
まぬ
)
の
草原
(
かやはら
)
遠
(
とほ
)
けども
面影
(
おもかげ
)
にして
見
(
み
)
ゆとふものを 〔巻三・三九六〕 笠女郎
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“真野”で始まる語句
真野冬旭
真野蕃
真野敬勝
真野遜斎
真野陶後