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まぬ
ふりがな文庫
“まぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
マヌ
語句
割合
免
79.0%
間抜
9.7%
間拔
6.5%
真野
1.6%
脱
1.6%
遁
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
免
(逆引き)
「いや、いや。そんなことはない。けだし、風病にかかって土になることはけだしすべて
吾人
(
ごじん
)
に
免
(
まぬ
)
かれないことですから。けだし。」
楢ノ木大学士の野宿
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
まぬ(免)の例文をもっと
(49作品)
見る
間抜
(逆引き)
間抜
(
まぬ
)
けな若旦那も乗て居れば、頭の
禿
(
はげ
)
た
老爺
(
じじい
)
も乗て居る、
上方辺
(
かみがたへん
)
の
茶屋女
(
ちゃやおんな
)
も居れば、下ノ関の
安女郎
(
やすじょろう
)
も居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
まぬ(間抜)の例文をもっと
(6作品)
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間拔
(逆引き)
「
間拔
(
まぬ
)
けだなア、三百六十五日、皆んな親の命日だと思へ、腹の立たない
禁呪
(
まじなひ
)
になるぜ」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まぬ(間拔)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
真野
(逆引き)
これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く
白菅
(
しらすげ
)
の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折
(
たを
)
りて行かむ」(巻三・二八〇)の方が
優
(
まさ
)
っているのではなかろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「いざ児ども
野蒜
(
ぬびる
)
つみに
蒜
(
ひる
)
つみに」とあるし、万葉の、「いざ子ども大和へ早く白菅の
真野
(
まぬ
)
の
榛原
(
はりはら
)
手折りて行かむ」(巻三・二八〇)は、高市黒人の歌だから憶良の歌に前行している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
まぬ(真野)の例文をもっと
(1作品)
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脱
(逆引き)
老脱利名累 老いて利名の累を
脱
(
まぬ
)
かれ
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
まぬ(脱)の例文をもっと
(1作品)
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遁
(逆引き)
もっと運が悪ければ、十手にかかって獄死か
磔刑
(
はりつけ
)
か、どうせ、
遁
(
まぬ
)
がれぬ八十三郎の運命なのだ
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まぬ(遁)の例文をもっと
(1作品)
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