“間拔(まぬ)” の例文
新字:間抜
あまりの間拔(まぬ)けさに自分で自分にきまりわるく、すぐ引返(ひつかへ)さうかと思つたけれど、どうせもう後(おく)れたのだから、いつそ文法(ぶんぽふ)の時間(じかん)をすましてからにしようと
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
「間拔(まぬ)けだなア、三百六十五日、皆んな親の命日だと思へ、腹の立たない禁呪(まじなひ)になるぜ」
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「こつちが間拔(まぬ)けなんです。——番(ばん)ごとこれぢや案内者(あんないしや)申(まを)し譯(わけ)がありません。」
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
「手前(てめえ)が間拔(まぬ)けなんだよ、急いで行けツ」