“ぬぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
75.0%
12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それに自分の着物を畳みもせずに、ぬぎっぱなしで寝て了うなんて、それだから御父さんも、この身上しんしょうは譲られないと言うんじゃないか」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
〈最も喇嘛ラマを重んず云々、遥かにこれを見ればすなわち冠をぬぎ叩著こうちょす、喇嘛手にてその頂を摩し、すなわち勝れてこれを抃舞べんぶす、女を生めば美麗なるを択びてこれを喇嘛に進むるに至る
かけければ天一坊は常樂院を見るにはやくつを脱たりまた後を振返り伊賀亮左京をもみるに何も履物はきものを穿ざれば天一坊も沓をぬぎ捨ける夫より案内に從ひ行き遙か向を見れば一段高きとこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)