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ぬけ
ふりがな文庫
“ぬけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヌケ
語句
割合
抜
44.0%
脱
36.0%
拔
8.0%
脱去
8.0%
崩潰
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抜
(逆引き)
現在は新宿区と呼ばれるが、
抜
(
ぬけ
)
弁天を左へ抜けて、坪内先生のお宅へゆくと、女中が、きまってきいたものだ。
胡堂百話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬけ(抜)の例文をもっと
(11作品)
見る
脱
(逆引き)
蝉
脱
(
ぬけ
)
皮、泥亀頭、
鼹手
(
もぐら
)
、牛歯、蓮根、茄子、桃、南天賓などの黒焼を売っているのだ。
大阪発見
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
ぬけ(脱)の例文をもっと
(9作品)
見る
拔
(逆引き)
「
酷
(
ひど
)
くおめえ
近頃
(
ちかごろ
)
ぽさ/\しつちやつてんだな、あゝだ
婆
(
ばゞあ
)
でも
焦
(
こが
)
れてる
所爲
(
せゐ
)
ぢやあんめえ、
頭髮
(
あたま
)
まで
拔
(
ぬけ
)
た
樣
(
やう
)
だな」
剽輕
(
へうきん
)
な
相手
(
あひて
)
は
爺
(
ぢい
)
さんの
頭
(
あたま
)
へ
手
(
て
)
を
掛
(
かけ
)
てゆさ/\と
動
(
うご
)
かした。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぬけ(拔)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
脱去
(逆引き)
奥の方に入られてしもうて
茫然
(
ぼんやり
)
と土間に突っ立ったまま
掌
(
て
)
の
裏
(
うち
)
の
螢
(
ほたる
)
に
脱去
(
ぬけ
)
られしごとき思いをなしけるが、是非なく声をあげてまた案内を乞うに、口ある人のありやなしや薄寒き大寺の
岑閑
(
しんかん
)
と
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぬけ(脱去)の例文をもっと
(2作品)
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崩潰
(逆引き)
そして奔下する水が、汚濁とは言わないまでもどこか無気味な不透明さをたたえているのは、源流に大きな
崩潰
(
ぬけ
)
のある証拠なのだ。
二つの松川
(新字新仮名)
/
細井吉造
(著)
ぬけ(崩潰)の例文をもっと
(1作品)
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