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ぬく
ふりがな文庫
“ぬく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヌク
語句
割合
温
82.7%
暖
12.0%
抜
2.0%
煖
1.3%
拔
0.7%
微温
0.7%
抜萃
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
温
(逆引き)
「おう、まだ
温
(
ぬく
)
みがある。このぶんなら大丈夫。……落ちる途中で気を失ったとみえて、いいあんばいにあまり水も飲んでいない」
顎十郎捕物帳:01 捨公方
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ぬく(温)の例文をもっと
(50作品+)
見る
暖
(逆引き)
猟犬どもの暴れもがく声と
室
(
へや
)
の
暖
(
ぬく
)
もりとで
唆
(
そそ
)
られた或る情慾が、だんだん
体内
(
みうち
)
にひろがって来た。で、彼は夫人の肩を軽く押えて
犬舎
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
ぬく(暖)の例文をもっと
(18作品)
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抜
(逆引き)
阿難よ、お前は幼い時出家して今日まで
有漏
(
うろ
)
のさわりを竹の節を
抜
(
ぬく
)
ように順々に抜いて来た。そして僅に残って居る一節二節は、骨肉に対するやみ難き愛着の情であった。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
ぬく(抜)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
煖
(逆引き)
われらはまだ
煖
(
ぬく
)
まらぬ
臥床
(
ふしど
)
を降りて、まどの
下
(
もと
)
なる小机にいむかひ、
烟草
(
タバコ
)
燻
(
くゆ
)
らすほどに、さきの笛の音、また窓の外におこりて、
乍
(
たちま
)
ち断えたちまち続き、ひな
鶯
(
うぐいす
)
のこころみに鳴く如し。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ぬく(煖)の例文をもっと
(2作品)
見る
拔
(逆引き)
左手
(
ゆんで
)
にて押へ附れば庄兵衞は
息
(
いき
)
の
詰
(
つま
)
りて
苦
(
くるし
)
さに何をするぞと
云
(
いは
)
せもせず右手に
懷劍
(
くわいけん
)
拔
(
ぬく
)
間
(
ま
)
もなく
柄
(
つか
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
拔
(
ぬく
)
より早く
既
(
すで
)
に
自害
(
じがい
)
すべき有樣なるにぞ忠八は
遽
(
あわ
)
て
押止
(
おしとゞ
)
め御花樣には
如何
(
いか
)
なれば
御生害
(
ごしやうがい
)
を成れんとは
仕給
(
したま
)
ふや兄君の御
成行
(
なりゆき
)
を御聞成れ御心にても亂れ給ひしかと
言
(
いへ
)
ばお花は涙を
止
(
とゞ
)
め是程の大變を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ぬく(拔)の例文をもっと
(1作品)
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微温
(逆引き)
戸外に出ると、対岸の山頂が微かな光に染み、そこから夏の日特有の
微温
(
ぬく
)
もった
曙
(
あけぼの
)
が押し拡がろうとしている。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ぬく(微温)の例文をもっと
(1作品)
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抜萃
(逆引き)
如何に彼が豪放であり、如何に彼が派手好きであったか、古書から少しく
抜萃
(
ぬく
)
ことにしよう。
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぬく(抜萃)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
あた
あたゝ
ぬる
あつた
あたたか
あたた
ヌク
あたゝか
あたたま
あった