“仕給”の読み方と例文
読み方割合
したま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬくより早くすで自害じがいすべき有樣なるにぞ忠八はあわ押止おしとゞめ御花樣には如何いかなれば御生害ごしやうがいを成れんとは仕給したまふや兄君の御成行なりゆきを御聞成れ御心にても亂れ給ひしかといへばお花は涙をとゞめ是程の大變を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
隱し置やが愛度めでたき御家督にすゑたてまつらん必ず/\氣遣ひ仕給したまふまじと請合ければすけ十郎然らばかねて申通り勿々なか/\手延になり難ければ今明日の中是非とも御救ひ申べしどの道にも一と先爰許こゝもとへ御連申さんと堅く約束なしすけ十郎はいそぎ立歸りて此段建部郷右衞門にも話しければ建部も深く悦びつゝ夫よりひそかに右の由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)