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微温
ふりがな文庫
“微温”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬる
37.5%
なまぬる
25.0%
ぬるま
12.5%
ぬくもり
8.3%
ぬるみ
4.2%
ぬく
4.2%
びをん
4.2%
やはらか
4.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬる
(逆引き)
新吉は
微温
(
ぬる
)
い茶を
汲
(
く
)
んで出しながら、「
私
(
あたし
)
なんざ駄目です。小野君のように、体に楽をしていて金を
儲
(
も
)
ける
伎倆
(
はたらき
)
はねえんだから。」
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
微温(ぬる)の例文をもっと
(9作品)
見る
なまぬる
(逆引き)
微温
(
なまぬる
)
い、歴史的に言へば不思議な一個の結成物たる、役柄をみせて死んでゆくかもしれぬといふことは十分に推量出来ることである。
青年青木三造
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
微温(なまぬる)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぬるま
(逆引き)
出て来ると
楊枝箱
(
ようじばこ
)
に
真鍮
(
しんちゅう
)
の大きな
金盥
(
かなだらい
)
にお湯を
汲
(
と
)
って
輪形
(
りんなり
)
の大きな
嗽
(
うが
)
い茶碗、これも
錦手
(
にしきで
)
か何かで
微温
(
ぬるま
)
の頃合の湯を取り、焼塩が少し入れてあります。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
微温(ぬるま)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ぬくもり
(逆引き)
春の水が春の海と出合うあたりには、
参差
(
しんし
)
として
幾尋
(
いくひろ
)
の干網が、網の目を抜けて村へ吹く軟風に、
腥
(
なまぐさ
)
き
微温
(
ぬくもり
)
を与えつつあるかと怪しまれる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
微温(ぬくもり)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぬるみ
(逆引き)
あゝ善を行ふにあたりて
微温
(
ぬるみ
)
のためにあらはせし
怠惰
(
おこたり
)
と
等閑
(
なほざり
)
を恐らくは今強き熱にて償ふ民よ 一〇六—一〇八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
微温(ぬるみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬく
(逆引き)
戸外に出ると、対岸の山頂が微かな光に染み、そこから夏の日特有の
微温
(
ぬく
)
もった
曙
(
あけぼの
)
が押し拡がろうとしている。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
微温(ぬく)の例文をもっと
(1作品)
見る
びをん
(逆引き)
捉
(
とら
)
へがたき
微温
(
びをん
)
の、やるせなきそのこころ……
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
微温(びをん)の例文をもっと
(1作品)
見る
やはらか
(逆引き)
子あるまゝを塩引にしたるを
子籠
(
ここも
)
りといふ、古へのすはよりといひしも是ならんか。本草に
鮏
(
さけ
)
味
(
あぢ
)
はひ
甘
(
うま
)
く
微温
(
やはらか
)
毒
(
どく
)
なし、
主治
(
きゝみち
)
中
(
うち
)
を
温
(
あたゝ
)
め
気
(
き
)
を
壮
(
さかん
)
にす、多く
喰
(
くら
)
へば
痰
(
たん
)
を
発
(
おこ
)
すといへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
微温(やはらか)の例文をもっと
(1作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“微温”で始まる語句
微温湯
微温室
微温火
微温的
微温湯気
検索の候補
微温湯
微温室
微温火
微温的
微温湯気
“微温”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
尾崎紅葉
山東京山
アリギエリ・ダンテ
上司小剣
三遊亭円朝
牧逸馬
小栗虫太郎
徳田秋声
国木田独歩