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微温
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ぬるま
ふりがな文庫
“
微温
(
ぬるま
)” の例文
出て来ると
楊枝箱
(
ようじばこ
)
に
真鍮
(
しんちゅう
)
の大きな
金盥
(
かなだらい
)
にお湯を
汲
(
と
)
って
輪形
(
りんなり
)
の大きな
嗽
(
うが
)
い茶碗、これも
錦手
(
にしきで
)
か何かで
微温
(
ぬるま
)
の頃合の湯を取り、焼塩が少し入れてあります。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
十二時過ぎると飯が喰えないことになるからまだ湯は沸かないがその
微温
(
ぬるま
)
な水で麦焦しを
捏
(
こ
)
ねて充分麦の粉だけ喰ったです、例の唐辛子と塩を付けて……。実にうまかったです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
甚「色の
白
(
しれ
)
え
好男
(
いゝおとこ
)
だね、女が惚れるたちだね、酒が
無
(
ね
)
えから
兄弟分
(
きょうでえぶん
)
の固めには、
先刻
(
さっき
)
一燻
(
ひとくべ
)
したばかりだから、
微温
(
ぬるま
)
になって居るが、此の番茶を替りに、己が先へ飲むから是を半分飲みな」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
“微温”で始まる語句
微温湯
微温室
微温火
微温的
微温湯気