顎十郎捕物帳あごじゅうろうとりものちょう01 捨公方01 すてくぼう
不知森 もう秋も深い十月の中旬。 年代記ものの黒羽二重の素袷に剥げちょろ鞘の両刀を鐺さがりに落しこみ、冷飯草履で街道の土を舞いあげながら、まるで風呂屋へでも行くような暢気な恰好で通りかかった浪人体。船橋街道、八幡の不知森のほど近く。 生得、 …
作品に特徴的な語句
わこい ひけ さい うず てあい づら 幼名ようみょう 脆弱かよわ あらため かき なま 寂然じゃくねん 大人うし 下総しもおさ たつ みだり がまち 白光びゃっこう はざま 殿守でんしゅ 如何いかん 世子よつぎ あやう 睡鳳ずいほう 額際ひたいぎわ 風癲ふうてん とが 馬丁べっとう かわら 破寺やれでら 陸尺ろくしゃく 鹿谷ししがたに 丈長たけなが 疝気せんき 生得しょうとく 物怖ものおじ 黒鉄くろがね 稀有けう したた 素袷すあわせ 胡坐あぐら こじり 身体からだ 躑躅つつじ かが あし よし 蛇籠じゃかご 褒貶ほうへん たま いぶか 凝視みつ 女衒ぜげん 大臣おとど 大溝おおどぶ 大望たいもう 外様とざま 四阿あずまや 吹上ふきあげ もた なぶ 冷飯ひやめし 優男やさおとこ 佞奸ねいかん 仰有おっしゃ 交際つきあ 五月さつき 中旬なかば つつが よだれ 気障きざ ふくろう 未生みしょう 木賊とくさ いとま 敦厚とんこう 払子ほっす ぬく とぼ 怪訝けげん つぼね ひそ 家慶いえよし まっと
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