“物怖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ものおじ45.5%
ものお36.4%
ものおぢ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打見うちみに何の仔細しさいはなきが、物怖ものおじしたらしい叔母のさまを、たかだか例の毛虫だろう、と笑いながら言う顔を、なさけらしくじっと見て
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あるかないかくらいの物怖ものおじしている様子が、弟の眼の中に震えているのを姉は見入った。
童話 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
をさむみ、物怖ものおぢすくまりき。
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)