『童話』
「お姉さま、——」 小さい弟は何時の間にか川べりの石段の上に腰をかけ、目高をすくっている姉に声をかけた。 「お前、いつの間に来たの、こちらへ来ると危ないわよ、わたしすぐ足をふいて行くから。」 姉は慌てて今まで流れにひたしていた足をふいて、拭 …
著者 | 室生犀星 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「世紀 第1巻第3号」1924(大正13)年12月刊 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約24分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約40分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
和
呆
一
微笑
俊
隔
仰
何
先
落着
拉
行処
小径
遮
悸然
吃驚
暫
念
架
諦
凡
跼
佇
物怖
点
眩
蕭条
目高
目金
知
皓
磧
糺
煩
綟
能
茫々
草履
落莫
最
蕭殺
蝗
行燈
袂
赧
跛
這入
鞦韆
鬱
鮒
凝乎
囁
唯
呼吸
吐
可笑
可懐
叮嚀
列
四辺
凍
入
何時
何処
了
不図
一望
点
声音
尾
居耐
彼
微笑
愕然
憚
敲
本統
横
此処
此麼
殆
毮
沈鬱
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