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茫々
ふりがな文庫
“茫々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうぼう
82.1%
ばう/\
9.4%
ばうばう
5.1%
ぼう/\
2.6%
ばう/″\
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうぼう
(逆引き)
吾人かつて各地に遊びその封建城下なるものを見るに、
寂寞
(
せきばく
)
たる
空壕
(
くうごう
)
、破屋、秋草
茫々
(
ぼうぼう
)
のうちにおのずから過去社会の遺形を残せり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
茫々(ぼうぼう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ばう/\
(逆引き)
茫々
(
ばう/\
)
たる雪上何を
目的
(
めあて
)
にしてかくはするぞと
問
(
と
)
ひしに、目あてとする事はしらず、たゞ心にこゝぞとおもふ所その坪にはづれし事なしといへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
茫々(ばう/\)の例文をもっと
(11作品)
見る
ばうばう
(逆引き)
混沌
(
こんとん
)
といはうか、
渺漠
(
べうばく
)
といはうか、一目
茫々
(
ばうばう
)
たる国土を見おろしたが、その時にも到頭雁が飛ばなかつた。
雷談義
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
茫々(ばうばう)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
ぼう/\
(逆引き)
鼻
(
はな
)
の下だの、
眉毛
(
まゆげ
)
の辺だのには、
逞
(
たくま
)
しいむく
毛
(
げ
)
が
茫々
(
ぼう/\
)
と生えて、人間の顔のような感じはしない。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
茫々(ぼう/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
ばう/″\
(逆引き)
浜の
方
(
はう
)
を望めば、
砂洲
(
さしう
)
茫々
(
ばう/″\
)
として白し。
何処
(
どこ
)
やらに
俚歌
(
りか
)
を
唱
(
うた
)
ふ声あり。
花月の夜
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
茫々(ばう/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
々
3画
“茫々”で始まる語句
茫々然
茫々乎
茫々寂々
茫々模糊
茫々漠々
茫々莫々
茫々蒼々
“茫々”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
中里介山
吉川英治
夏目漱石
アントン・チェーホフ
谷崎潤一郎
小島烏水
大隈重信
泉鏡太郎
蘭郁二郎