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空壕
ふりがな文庫
“空壕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からぼり
91.7%
くうごう
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からぼり
(逆引き)
「この戦乱に、何をうろついている。こうしてわれわれが、必死に
防禦
(
ぼうぎょ
)
の
空壕
(
からぼり
)
を掘っておるのを、おもしろげに、見歩いているやつがあるか」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
戦闘員が全滅してのち、城内の
空壕
(
からぼり
)
に三千人ほどの女と子供がひそんでいて捕えられた。しかし一人も棄教に応ぜず「喜々として」死んだという。
安吾史譚:01 天草四郎
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
空壕(からぼり)の例文をもっと
(11作品)
見る
くうごう
(逆引き)
吾人かつて各地に遊びその封建城下なるものを見るに、
寂寞
(
せきばく
)
たる
空壕
(
くうごう
)
、破屋、秋草
茫々
(
ぼうぼう
)
のうちにおのずから過去社会の遺形を残せり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
空壕(くうごう)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
壕
漢検準1級
部首:⼟
17画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
検索の候補
防空壕
市民防空壕
“空壕”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
吉川英治
山本周五郎
坂口安吾