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ぼうぼう
ふりがな文庫
“ぼうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
茫々
60.4%
蓬々
33.3%
茫茫
1.9%
某々
1.3%
某某
0.6%
丰々
0.6%
懵々
0.6%
莽々
0.6%
蓬蓬
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茫々
(逆引き)
家に伝わる家祖のそんな遺言があるのを知ったのは、当時、
兄弟
(
ふたり
)
ともまだ
二十歳
(
はたち
)
がらみのころだった。
茫々
(
ぼうぼう
)
、三十年ぢかい前だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぼうぼう(茫々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蓬々
(逆引き)
私たちは月見草などの
蓬々
(
ぼうぼう
)
と浜風に吹かれている砂丘から砂丘を越えて、帰路についた。六甲の山が、青く目の前に
聳
(
そび
)
えていた。
蒼白い月
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぼうぼう(蓬々)の例文をもっと
(50作品+)
見る
茫茫
(逆引き)
わなになっている縄の
端
(
はし
)
が野馬の首にかかると力を込めて地上に引き倒し、
己
(
おのれ
)
の馬を棄ててそれに飛び乗り、
茫茫
(
ぼうぼう
)
たる
曠原
(
こうげん
)
の上を疾走して馬の野性を乗り減らした。
仙術修業
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぼうぼう(茫茫)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
某々
(逆引き)
ようやく本業の学問にも興味を持ち、
金井博士
(
かないはかせ
)
の教授振りが大いに気にいって学校へ出るのもおもしろくなった。その間には歌もたくさんできて、
某々
(
ぼうぼう
)
雑誌へ
掲
(
かか
)
げたうちには恋の歌が多い。
廃める
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ぼうぼう(某々)の例文をもっと
(2作品)
見る
某某
(逆引き)
其れが為め翁と政府との間に
紛紜
(
ごた/″\
)
が起つて居るのを
某某
(
ぼうぼう
)
の名士等が調停に
入
(
はひ
)
つたと云ふ新聞記事が十日
計
(
ばか
)
り前に出た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
馬車を
四馬路
(
スマロ
)
に返して
杏花楼
(
きやうくわらう
)
で
上海
(
シヤンハイ
)
一の支那料理の饗応を受けたが、五十
品
(
ぴん
)
からの珍味は余りに
饒
(
おほ
)
きに過ぎて
太半
(
たいはん
)
以上
喉
(
のど
)
を通らず、
健啖家
(
けんたんか
)
の
某某
(
ぼうぼう
)
二君も
避易
(
へきえき
)
の様子であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ぼうぼう(某某)の例文をもっと
(1作品)
見る
丰々
(逆引き)
支那西域の
庫魯克格
(
クルツクタツク
)
の淡水湖に限って住んでいる、
丰々
(
ぼうぼう
)
という毒ある魚の小骨の
粉末
(
こな
)
を香に焚いてそれで人間を麻痺させるなんて実際あなたはお
怜悧
(
りこう
)
でした。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぼうぼう(丰々)の例文をもっと
(1作品)
見る
懵々
(逆引き)
曰く、『昼もまた知らざるところありや』と。先生曰く、『
汝
(
なんじ
)
よく昼の
懵々
(
ぼうぼう
)
として
興
(
お
)
き、
蠢々
(
しゅんしゅん
)
として食するを知るのみ。行いて著しからず、習いて
察
(
つまびら
)
かならず、終日
昏々
(
こんこん
)
として、ただこれ夢の昼なり。 ...
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
ぼうぼう(懵々)の例文をもっと
(1作品)
見る
莽々
(逆引き)
また時には、狸の子供が五六匹、穴の入口で角力などとつて戯れてゐるのを見たことがある。晩秋になると、雑木林の方から枯草
莽々
(
ぼうぼう
)
たる私の広い屋敷へ、狸が毎夜遊びにきた。
たぬき汁
(新字旧仮名)
/
佐藤垢石
(著)
ぼうぼう(莽々)の例文をもっと
(1作品)
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蓬蓬
(逆引き)
右の眼は
初月
(
みかづき
)
のような
半眼
(
はんがん
)
、それに
蓬蓬
(
ぼうぼう
)
の髪の毛、口は五臓六腑が破れ出た血に
擬
(
まが
)
わして赤い絵具を塗り、その上処どころ
濃鼠
(
こいねず
)
の布で
膏薬張
(
こうやくばり
)
をしてあった。
お化の面
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぼうぼう(蓬蓬)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ぼうぼう”の意味
《形容動詞》
勢いよく火が燃える様子。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ぼう/\
ばう/\
うかうか
うつらうつら
それそれ
たれたれ
なになに
ばうばう
ばう/″\
まう/\