“なになに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何々50.0%
○○25.0%
某々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途中に白いペンキ塗の洋館の天狗何々なになにと赤い看板を出したそのドアの前にかかったが、窓のガラスもことごとくしめきって「当分休業中」であった。夏でもここまでの遊覧客はさして見えないらしい。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
イヤ出たぞ出たぞ、束髪も出た島田も出た、銀杏返いちょうがえしも出た丸髷まるまげも出た、蝶々ちょうちょう髷も出たおケシも出た。○○なになに会幹事、実は古猫の怪という、鍋島なべしま騒動をしょうで見るような「マダム」なにがしも出た。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
夫の人が某々なになに君も君を尊敬しているんだよと云う調子で
女性の生活態度 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)