“なに/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
何々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何々なに/\もの希望きばうだから、せませうとかがうして、品物しなものつてつたぎり、かへしてない。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
伊太利いたりー著作家ちよさくかいたつて流行りうかうの人があつて、其処そこ書林ほんやから、本をあつらへまするに、今度こんど何々なに/\さくをねがひますとたのみにきまする時に、小僧こぞう遣物つかひものを持つてくんです。
西洋の丁稚 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
汽車きしや電車でんしやくところが今日こんにちのステエシヨンなら、うまかごいたとうさんのむらむかし木曾街道きそかいだう時分じぶんのステエシヨンのあつたところです。ほら、何々なに/\えきといふことをよくふではりませんか。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)