“氏”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うじ69.0%
17.8%
うぢ9.3%
ウヂ3.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ははあ、いつの世でも女ならではのう、嘉助もいいのを生んで仕合せだ、うじ無くして玉の輿とはよく言うたものじゃのう」
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
じつはこの子のくなりましたちちも、坂田さかたというりっぱなうじったさむらいでございました。
金太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
にもかくにも非凡ひぼん智能ちのう遠大えんだい目的もくてきとをいうすることなれば
萬朝まんてう曾我部そがべ山岡やまをか報知はうち山村氏やまむらし城南じやうなん高橋氏たかはしし
幾度いくたびかかへりみておもへば、さてもはしたきことなり、うぢらず素性すじやうらず
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「この二筋の矢は、川の中に立つて半ばは浮いてゐたやうだ。伊豆屋の嫁と、本田うぢのお娘御を射たものだらう」
それ/″\のウヂカミたり、村の君たる者として、当然持つた神主の祭祀能力から出たものと見える。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
大きな藤原一族の族長たるウヂカミの資格は、此食器の所在によつて定まつたのである。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)