“心強”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゝろづよ37.5%
こころづよ25.0%
こゝろつよ25.0%
こころつよ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その庖丁はうちやうのとん/\とあひだせはしく八人坊主はちにんばうずうごかしてはさらさらとわらしごおとかすかにまじつてきこえる。おしな二人ふたり姿すがたまへにしてひど心強こゝろづよかんじた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しもあなたのようなさしい御方おかた最初さいしょからお世話せわをしてくださったら、どんなにか心強こころづよいことであったでございましたろう……。
は一こく友人ゆうじん送別会席上そうべつかいせきぜう見知みしりになつたR国人こくじんであつたので、わたしはいさゝか心強こゝろつよかんじて、みちびかるゝまゝにおくとほつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
そうってわたくしかお微笑ほほえまれました。わたくしはこんな立派りっぱ神様かみさま時々ときどき姿すがたあらわして親切しんせつおしえてくださるかとおもうと、かたじけないやら、心強こころつよいやら、おのずとなみだがにじみました。——