心強こゝろつよ)” の例文
は一こく友人ゆうじん送別会席上そうべつかいせきぜう見知みしりになつたR国人こくじんであつたので、わたしはいさゝか心強こゝろつよかんじて、みちびかるゝまゝにおくとほつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
同道なし御奉行所へうつたでて文右衞門樣の證人となり早々御差免しに相成樣御ねがひ申候はんかならず/\御心強こゝろつよく思し召下めしくだされよと長八夫婦は暇乞いとまごひしていそぎ馬喰町へと歸りけりこゝに又後藤半四郎は旅籠屋長兵衞方に滯留して居けるが今日長八夫婦の者見えぬゆゑ長兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)