“心許”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こころもと80.9%
こゝろもと10.6%
こゝろばか4.3%
こころばか2.1%
こゝろゆる2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“心許”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学14.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「ただいまの御諚ごじょうは口惜しいことにござります。多年御恩顧のともがらを、左様に心許こころもとなき者と思し召されてか」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大助は敵の我を忌むをりて、小主公わかだんなの安否心許こころもとなく、なお推返おしかえして言わんとするを、三郎は遮りて、
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あらず、わが意志の闕乏けつばうを嫌ひしにやあらん、いと覺束おぼつかなく心許こゝろもとなき事にこそ。
(頼家はつ。五郎も起つ。桂もつゞいて起つ。楓は姉の袂をひかへて、心許こゝろもとなげに囁く。)
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
善光寺の如来さんは、富豪かねもちの殊勝な心掛に感心して、何か心許こゝろばかりのお礼をしてらねばなるまいと思つた。
金「あれはね其のどうせ来年の三月迄の手間賃で、私が上げる訳じゃアない、たなから来たんだから遠慮をしてはいけない、是はね私の心許こゝろばかりのお歳暮でお筆さんに上げます、家内がお年玉をって、今から年玉を上げるのも可笑おかしいが、どうせ上げる物だからお歳暮と一緒に預かって置いて下さい」
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
不思議と開き見れば様々の貨幣かね合せて百円足らず、是はと驚きて能々よくよく見るに、我身わがみ万一の時おたつ引き取ってたまわる方へせめてもの心許こころばかりに細き暮らしのうちより一銭二銭積み置きて是をまいらするなりと包み紙に筆の跡
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
乗得のりえても心許こゝろゆるすな蜑小舟あまをぶね
人格の養成 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)