心許こころばか)” の例文
我身わがみ万一の時おたつ引き取ってたまわる方へせめてもの心許こころばかりに細き暮らしのうちより一銭二銭積み置きて是をまいらするなりと包み紙に筆の跡、読みさして身の毛立つ程悲しく
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)