心許こゝろばか)” の例文
たなから来たんだから遠慮をしてはいけない、是はね私の心許こゝろばかりのお歳暮でお筆さんに上げます、家内がお年玉をって、今から年玉を上げるのも可笑おかしいが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
善光寺の如来さんは、富豪かねもちの殊勝な心掛に感心して、何か心許こゝろばかりのお礼をしてらねばなるまいと思つた。さいはひ富豪かねもちには子供が無かつたので、如来さんは子供を一人授ける事にめられた。