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御方
ふりがな文庫
“御方”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんかた
55.4%
おかた
32.3%
みかた
4.6%
オンカタ
4.6%
オンコト
1.5%
ミカタ
1.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんかた
(逆引き)
頼春は忽然数年前に、日野
資朝
(
すけとも
)
卿の別館の夜の後苑でその
御方
(
おんかた
)
の、
御姿
(
おんすがた
)
と
御声
(
おんこえ
)
とに接しまつった事を、まざまざと脳裡に映し出した。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
御方(おんかた)の例文をもっと
(36作品)
見る
おかた
(逆引き)
『
矢張
(
やは
)
り
歴史
(
れきし
)
に
名高
(
なだか
)
い
御方
(
おかた
)
だけのことがある。』
私
(
わたくし
)
は
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
で
独
(
ひと
)
りそう
感心
(
かんしん
)
しながら、
誘
(
さそ
)
わるるままに
岩屋
(
いわや
)
の
奥深
(
おくふか
)
く
進
(
すす
)
み
入
(
い
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
御方(おかた)の例文をもっと
(21作品)
見る
みかた
(逆引き)
王朝末の歌人は、古今に亘り、敵
御方
(
みかた
)
の歌風を咀嚼して居た。其風の早く著しく見えたのは此人で、巧みに古態と今様とを使ひわけてゐる。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御方(みかた)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
オンカタ
(逆引き)
さゝなみの大津の宮に人となり、
唐土
(
モロコシ
)
の
學藝
(
ザエ
)
に
詣
(
イタ
)
り深く、
詩
(
カラウタ
)
も、此國ではじめて作られたは、大友
ノ
皇子か、其とも此お方か、と申し傳へられる
御方
(
オンカタ
)
。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
御方(オンカタ)の例文をもっと
(3作品)
見る
オンコト
(逆引き)
侍の唱へる「
斎
(
ユ
)
の
木
(
キ
)
の下の
御方
(
オンコト
)
は」に対して「さればその事。めでたく候」と答へる主公は、自身の精霊の代理である。即、返し祝詞と言はれるものゝ類である。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御方(オンコト)の例文をもっと
(1作品)
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ミカタ
(逆引き)
諷歌といふのは、
御方
(
ミカタ
)
だけに通じて、敵には実義のわからぬ表現なのである。
日本文学における一つの象徴
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
御方(ミカタ)の例文をもっと
(1作品)
見る
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“御方”の類義語
奥方
“御方”で始まる語句
御方様
御方便
御方々
御方寸
御方樣
御方一人
検索の候補
御方様
御方便
御方々
御方寸
之御方
御方樣
櫛御方
此御方
御方一人
御二方
“御方”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
吉川英治
アーサー・コナン・ドイル
樋口一葉
与謝野寛
牧野富太郎
作者不詳
南方熊楠
泉鏡太郎
幸田露伴