“おんかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オンカタ
語句割合
御方92.3%
御固2.6%
御所2.6%
御肩2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お舎弟様は文武の道にひいで、お智慧も有り、ず大殿様が御秘蔵の御方おんかた度々たび/\めのお言葉も有りました事は、父から聞いて居ります
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
引連ひきつれ上野町の名主佐久間某方それがしかたまで送りゆき此者并びに具足櫃其外後刻ごこくまで預るべしと申渡し又々火事場へ引返しけり是則ち享保四年極月ごくげつ十三日の夜の事にて漸々やう/\火事もしづまりしかば上野の御固おんかためは勿論もちろん武家方ぶけがた人數にんず町火消等まちひけしらも夫々に引取けるにより大岡越前守殿には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
又、生捕られた女房たちは、女院、北政所きたのまんどころろう御所おんかた、大納言佐局すけのつぼね帥佐そつのすけ、治部卿局以下四十三人である。
こしごろもの觀音くわんおんさまぼとけにておはします御肩おんかたのあたりひざのあたり、はら/\と花散はなちりこぼれてまへそなへししきみえだにつもれるもをかしく、したゆく子守こもりが鉢卷はちまき
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)