“武家方”の読み方と例文
読み方割合
ぶけがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日の宮方みやかたは今日の武家方ぶけがたとなり、今日の武家方は明日の宮方となるといふやうに、動揺常なく、遂に足利氏をして野心を遂げしむるに至つたのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
引連ひきつれ上野町の名主佐久間某方それがしかたまで送りゆき此者并びに具足櫃其外後刻ごこくまで預るべしと申渡し又々火事場へ引返しけり是則ち享保四年極月ごくげつ十三日の夜の事にて漸々やう/\火事もしづまりしかば上野の御固おんかためは勿論もちろん武家方ぶけがた人數にんず町火消等まちひけしらも夫々に引取けるにより大岡越前守殿には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)