“ごしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御所75.0%
御書15.6%
五所6.3%
御疏3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は御所ごしょにつとめ、幼いころからその御所の奥ふかくに住み、中宮ちゅうぐうの御身のまわりのこまごまとした雑用をはたすのが役目だった。
(新字新仮名) / 山川方夫(著)
中尊は手に五色の糸を持ち、左には普賢ふげんの画像、右には善導和尚と先帝の画像と並び、妙法蓮華経八巻と、善導和尚の手になる九巻の御書ごしょも置かれていた。
太子さまは経の御選択の上にも時代を抽んでた独創の卓見をお示しになったばかりでなく、自ら執筆された経の註釈書すなわち御疏ごしょを拝しますと、御趣旨はいよいよ明らかにされて来るのであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)