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御書
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ごしょ
ふりがな文庫
“
御書
(
ごしょ
)” の例文
「いかに
早足
(
はやあし
)
なお
使番
(
つかいばん
)
でも、夕方からただいままでに、ここへ着くともうすのはふしぎなしだい。そして、
御書
(
ごしょ
)
の
内容
(
ないよう
)
は?」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中尊は手に五色の糸を持ち、左には
普賢
(
ふげん
)
の画像、右には善導和尚と先帝の画像と並び、妙法蓮華経八巻と、善導和尚の手になる九巻の
御書
(
ごしょ
)
も置かれていた。
現代語訳 平家物語:13 灌頂の巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
この
御書
(
ごしょ
)
をとりいそいで、
甲州
(
こうしゅう
)
躑躅
(
つつじ
)
ヶ
崎
(
さき
)
の
大久保石見守
(
おおくぼいわみのかみ
)
の手もとへまでとどけよ、とのおおせにござります。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ひかえろ、それはまだ
信孝公
(
のぶたかこう
)
の
御書
(
ごしょ
)
がつかぬまえじゃ。秀吉の独断かくまでと思わぬからじゃ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「秀頼公のその
御書
(
ごしょ
)
は、太閤さまの
御影
(
みえい
)
と思えとて、大坂城のあるお方より、わざわざ下された物とて、粗末にもならず、
懸
(
かか
)
げてはおきまするが……すでに太閤さまも亡き今日では」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
西園寺
公衡
(
きんひら
)
などが、やッきとなって、亀山の御処分を、幕府へ迫ったので、亀山上皇もついに「……自分には全く関係のないことだ」と、弁解の
御書
(
ごしょ
)
を執権貞時へ
宛
(
あ
)
てて送り、なおかつ
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ひと筆、
御書
(
ごしょ
)
をおしるし賜わりますまいか」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“御書(御書(日蓮))”の解説
御書(ごしょ)は、日蓮が執筆した書状や著作。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
“御書”で始まる語句
御書判
御書見
御書院
御書面
御書院番
御書物奉行
御書院番衆
御書院番頭