“甲州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうしゅう73.3%
かふしう20.0%
こうしゆう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まアだまって、わっしについておいでなさい。どうせあなたがたは、甲州こうしゅう田舎者いなかもの、都のみちは、ごあんないじゃありますめえが」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ひとつた……隧道トンネルもつてのほかチエインがある。普通ふつう我國わがくにだい一ととなへて、(代天工てんこうにかはる)と銘打めいうつたとく、甲州かふしう笹子さゝご隧道トンネルより、むしはうながいかもれぬ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
またたかさのもつとたかくなるのはすぎで、秋田縣あきたけん長木澤ながきざは杉林すぎばやし甲州こうしゆう身延山みのぶさん千本杉せんぼんすぎなかには、たかさが三十五間さんじゆうごけんもあるのがられます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)