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甲州
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かふしう
ふりがな文庫
“
甲州
(
かふしう
)” の例文
人
(
ひと
)
も
知
(
し
)
つた……
此
(
こ
)
の
隧道
(
トンネル
)
は
以
(
もつ
)
ての
外
(
ほか
)
鎖
(
チエイン
)
がある。
普通
(
ふつう
)
我國
(
わがくに
)
第
(
だい
)
一と
稱
(
とな
)
へて、(
代天工
(
てんこうにかはる
)
)と
銘打
(
めいう
)
つたと
聞
(
き
)
く、
甲州
(
かふしう
)
笹子
(
さゝご
)
の
隧道
(
トンネル
)
より、
寧
(
むし
)
ろ
此
(
こ
)
の
方
(
はう
)
が
長
(
なが
)
いかも
知
(
し
)
れぬ。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
茲に説出すに頃は
享保
(
きやうほ
)
年中
甲州
(
かふしう
)
原澤村
(
はらざはむら
)
に佐野
文右衞門
(
ぶんゑもん
)
と
言
(
いひ
)
て
有徳
(
うとく
)
に
暮
(
くら
)
す百姓あり或時文右衞門は甲府表に出て所々見物なし日も西山に傾むきける故に
佐倉屋
(
さくらや
)
五郎
右衞門
(
ゑもん
)
といふ穀物問屋へ一
泊
(
ぱく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
空模樣
(
そらもやう
)
が
怪
(
あや
)
しくつて、
何
(
ど
)
うも、ごろ/\と
來
(
き
)
さうだと
思
(
おも
)
ふと、
可恐
(
こは
)
いもの
見
(
み
)
たさで、
惡
(
わる
)
いと
知
(
し
)
つた
一方
(
いつぱう
)
は
日光
(
につくわう
)
、
一方
(
いつぱう
)
は
甲州
(
かふしう
)
、
兩方
(
りやうはう
)
を、
一時
(
いちじ
)
に
覗
(
のぞ
)
かずには
居
(
ゐ
)
られないからで。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“甲州”で始まる語句
甲州路
甲州流
甲州屋
甲州武士
甲州侍
甲州方
甲州線
甲州土着
甲州発向
甲州盆地