“原澤村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらさはむら50.0%
はらざはむら50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なし名主林右衞門へも頼みおきて近所へは身延みのぶ參詣さんけい披露ひろうし忠兵衞へ跡の事ども言含いひふくめ文藏お時は下男吉平が實ていなる者故是をとも召連めしつれて主從三人頃は享保十二年十月十日原澤村はらさはむら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
改め來るべしと申付られしにより彌太夫は直樣すぐさま原澤村はらさはむら名主用右衞門同道にて甲州原澤村なる文藏の宅にいた番頭ばんとう忠兵衞を呼出して家内土藏の封印ふういん切解きりとき箪笥たんす長持ながもち等一々改むる時忠兵衞は文庫ぶんこ藏の長持ながもち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
茲に説出すに頃は享保きやうほ年中甲州かふしう原澤村はらざはむらに佐野文右衞門ぶんゑもんいひ有徳うとくくらす百姓あり或時文右衞門は甲府表に出て所々見物なし日も西山に傾むきける故に佐倉屋さくらや五郎右衞門ゑもんといふ穀物問屋へ一ぱく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)