“原稿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんこう66.7%
げんかう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで正直をもうしますと、この小さな「イギリス海岸かいがん」の原稿げんこうは八月六日あの足あとを見つける前の日のばん宿直室しゅくちょくしつで半分書いたのです。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
富士男は一枚の原稿げんこうを、ゴルドンの前においた。それには十五少年の学級と、受け持ち教導者きょうどうしゃなどがしるされてあった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
原稿げんかうく、もちよくふではこぶので夢中むちうになつた、その夢中むちうましたこゑねこである、あら座蒲團ざぶとんすはつて、すましてゐる。
ねこ (旧字旧仮名) / 北村兼子(著)
A ハガキ文學ぶんがくいね。ソラよく雜誌社ざつししやなどで原稿げんかうあつめる一手段しゆだんとして、諸名士しよめいし往復葉書わうふくはがきしたりするぢやないか。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)