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箪笥
ふりがな文庫
“箪笥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たんす
92.5%
だんす
7.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんす
(逆引き)
母は涙で顔いっぱい濡らしながら、納戸にある
箪笥
(
たんす
)
の引出しをあけ、唐草模様の風呂敷に、自分の着物をごしごしとつめ込んでいた。
狂い凧
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
学校へ行く時、母上が
襟巻
(
えりまき
)
をなさいとて、
箪笥
(
たんす
)
の
曳出
(
ひきだ
)
しを引開けた。冷えた広い座敷の空気に、
樟脳
(
しょうのう
)
の
匂
(
におい
)
が身に浸渡るように匂った。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
箪笥(たんす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
だんす
(逆引き)
「お勝手
箪笥
(
だんす
)
から献上箱、それから今度は進物駕籠と、いやいろいろの名称をつけて、送る方でもよく送るが、取る方でもよく取るのう」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「洋服
箪笥
(
だんす
)
や何か、眼につく物は持って行って貰わんと工合悪いけど、大事な物は置いときなさい。アパートは何処にするのん」
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
箪笥(だんす)の例文をもっと
(31作品)
見る
“箪笥”の意味
《名詞》
箪笥(たんす、たんし)
衣服、小道具などを収納する箱形の家具。抽斗や戸があり、木製で大きく、一人で持ち運べないものが多い。
《助数詞》
棹、台、点、組
(出典:Wiktionary)
“箪笥”の解説
箪笥(たんす、簞笥)とは、衣類や道具を収納するための、引き出しや扉を備えた家具で通常は木製。一人では持ち運べない大型のものが多い。
(出典:Wikipedia)
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
“箪笥”で始まる語句
箪笥町
箪笥屋
箪笥作
箪笥台
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“箪笥”のふりがなが多い著者
島崎藤村
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泉鏡花