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塗箪笥
ふりがな文庫
“塗箪笥”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりだんす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりだんす
(逆引き)
きのうも今日も、お米は陰気な
一間
(
ひとま
)
の
塗箪笥
(
ぬりだんす
)
に
凭
(
よ
)
りかかって、ものに
憑
(
つ
)
かれたような、祈るような、泣きたいような
眸
(
ひとみ
)
をジイと
吊
(
つ
)
っていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
壁に接して
塗箪笥
(
ぬりだんす
)
だとか
長持
(
ながもち
)
だとか大小様々の道具を
容
(
い
)
れた木箱だとかが、ゴチャゴチャと積み並べてあるらしく、
漆
(
うるし
)
や金具があちこちに薄ぼんやりと光って見えた。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
おりんは鳥籠をほうり出して、奥の
塗箪笥
(
ぬりだんす
)
から月江の帯や衣類を乱れ
筥
(
ばこ
)
にもいれずにかかえて来ました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
塗箪笥(ぬりだんす)の例文をもっと
(5作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
箪
漢検準1級
部首:⽵
15画
笥
漢検準1級
部首:⽵
11画
“塗”で始まる語句
塗
塗籠
塗炭
塗抹
塗師
塗盆
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塗付
塗料
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“塗箪笥”のふりがなが多い著者
吉川英治
江戸川乱歩