トップ
>
塗下駄
ふりがな文庫
“塗下駄”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりげた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりげた
(逆引き)
錆茶
(
さびちゃ
)
の
塗下駄
(
ぬりげた
)
。十六、七の少女だった。少女はその小脇に
風呂敷包
(
ふろしきづつ
)
みを抱えていた。そして、少女は何かに追い立てられているように、急いでいた。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
彼は黄色い毛糸のジャケツを着て、ものものしくゲエトルをつけ、女ものらしい
塗下駄
(
ぬりげた
)
をはいていた。
彼は昔の彼ならず
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その二は
一樹
(
いちじゅ
)
の
垂楊図
(
すいようず
)
の上部を限る
霞
(
かすみ
)
の
間
(
あいだ
)
より糸の如きその枝を吹きなびかす処、
大
(
だい
)
なる
菱形
(
ひしがた
)
の
井筒
(
いづつ
)
を中央にして前髪姿の若衆
縞
(
しま
)
の
着流
(
きなが
)
し羽織
塗下駄
(
ぬりげた
)
の
拵
(
こしら
)
へにて
居住
(
いずま
)
ひ
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
塗下駄(ぬりげた)の例文をもっと
(9作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
“塗”で始まる語句
塗
塗籠
塗炭
塗抹
塗師
塗盆
塗付
塗料
塗骨
塗師屋
検索の候補
塗駒下駄
下駄
駒下駄
日和下駄
庭下駄
吾妻下駄
下駄穿
高下駄
下駄箱
薩摩下駄
“塗下駄”のふりがなが多い著者
佐左木俊郎
泉鏡太郎
泉鏡花
吉川英治
永井荷風
夢野久作
太宰治
寺田寅彦