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塗骨
ふりがな文庫
“塗骨”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりぼね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりぼね
(逆引き)
見ると、御守殿風な女中に上品な老女、何かしばらく番太郎に囁いていたが、そのうち、
塗骨
(
ぬりぼね
)
の小扇をかかげてさしまねくと、一挺の駕が
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
家は
腰高
(
こしだか
)
の
塗骨
(
ぬりぼね
)
障子を境にして
居間
(
いま
)
と台所との
二間
(
ふたま
)
のみなれど竹の
濡縁
(
ぬれえん
)
の
外
(
そと
)
には
聊
(
ささや
)
かなる小庭ありと覚しく、
手水鉢
(
ちょうずばち
)
のほとりより竹の
板目
(
はめ
)
には
蔦
(
つた
)
をからませ
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
白地の
明石縮
(
あかしちぢみ
)
に
着更
(
きか
)
へると、別家の娘が紅の
絽繻珍
(
ろしゆちん
)
の帯を矢の字に結んでくれた。
塗骨
(
ぬりぼね
)
の扇を差した外に桐の箱から
糸房
(
いとぶさ
)
の附いた
絹団扇
(
きぬうちは
)
を出して手に持たせてくれた。
住吉祭
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
塗骨(ぬりぼね)の例文をもっと
(6作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
“塗骨”で始まる語句
塗骨障子
検索の候補
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吉川英治
与謝野晶子
永井荷風