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濡縁
ふりがな文庫
“濡縁”の読み方と例文
読み方
割合
ぬれえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬれえん
(逆引き)
昼ねから
醒
(
さ
)
めて、体を洗って、新しい仕事を考えながら二階で風にふかれていたら、不図思いついて狭い
濡縁
(
ぬれえん
)
の左の端れまで出てみたら
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「どれ。……会ってくれるか」と、独りつぶやいて、秋のあかるい
陽
(
ひ
)
のいっぱいに射している広い
濡縁
(
ぬれえん
)
を大股に歩み出していた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのうちに朝日は柘榴のこんもりとしてそっくり繁って行く若葉の端々を
唐棣色
(
とうていしょく
)
に染め出し、
漸
(
ようや
)
くにして
濡縁
(
ぬれえん
)
にも及んで来る。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
濡縁(ぬれえん)の例文をもっと
(32作品)
見る
濡
漢検準1級
部首:⽔
17画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
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