“濡縁”の読み方と例文
読み方割合
ぬれえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昼ねからめて、体を洗って、新しい仕事を考えながら二階で風にふかれていたら、不図思いついて狭い濡縁の左の端れまで出てみたら
「どれ。……会ってくれるか」と、独りつぶやいて、秋のあかるいのいっぱいに射している広い濡縁を大股に歩み出していた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのうちに朝日は柘榴のこんもりとしてそっくり繁って行く若葉の端々を唐棣色に染め出し、くにして濡縁にも及んで来る。