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塗抹
ふりがな文庫
“塗抹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とまつ
80.0%
なすく
3.3%
ぬ
3.3%
ぬりかく
3.3%
ぬりけ
3.3%
ぬりけし
3.3%
ぬりつぶ
3.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまつ
(逆引き)
僅
(
わずか
)
に数筆を
塗抹
(
とまつ
)
した泥画の寸紙の中にも芸衛的詩趣が
横溢
(
おういつ
)
している。造詣の深さと創造の力とは誠に近世に
双
(
なら
)
びない妙手であった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
塗抹(とまつ)の例文をもっと
(24作品)
見る
なすく
(逆引き)
『だから下手が飛び付いて描くのですよ、自分の力も知らないで、ただ景色のいいに釣られてやるのですからでき上がって見ると、まるで景色の
外面
(
うわつら
)
を
塗抹
(
なすく
)
った者になるのです。』
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
塗抹(なすく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬ
(逆引き)
眞鍮
(
しんちう
)
の
箆
(
へら
)
で
其
(
その
)
藥
(
くすり
)
を
紙
(
かみ
)
へ
塗抹
(
ぬ
)
つて
患部
(
くわんぶ
)
へ
貼
(
は
)
つてやつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
塗抹(ぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぬりかく
(逆引き)
探偵の身にしては、
賞牌
(
しょうはい
)
ともいいつべき名誉の
創痕
(
きずあと
)
なれど、
衆
(
ひと
)
に知らるる
目標
(
めじるし
)
となりて、職務上不便を感ずること
尠
(
すくな
)
からざる由を
喞
(
かこ
)
てども、
巧
(
たくみ
)
なる化粧にて
塗抹
(
ぬりかく
)
すを常とせり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
塗抹(ぬりかく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬりけ
(逆引き)
世界の地図からは海の色一色に
塗抹
(
ぬりけ
)
されていた陸地……そして古来から未だただの一度も、我々の住んでいる世界とは交通のなかった国、と申し上げれば、定めし姉上はそこに住む原住民たちは
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
塗抹(ぬりけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬりけし
(逆引き)
平常
(
いつも
)
のごとく化粧して頬の三日月は
塗抹
(
ぬりけし
)
居たれど、極暑の時節なりければ、絵具汗のために流れ落ちて、創の
露
(
あらわ
)
れしに心着かず、大事の前に運悪くも悪人の眼に止まりたるなり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
塗抹(ぬりけし)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬりつぶ
(逆引き)
「どうにでもなれ。」という気を出そうと
強
(
し
)
いてつとめてみた。が、絶えず何かに
脅
(
おびや
)
かされているような気持ちでまた一週間待った。その夜姉から手紙が来た。それは所々
塗抹
(
ぬりつぶ
)
された粗雑な文字で
御身
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
塗抹(ぬりつぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
抹
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“塗抹”で始まる語句
塗抹詩書
検索の候補
塗抹詩書
東塗西抹
“塗抹”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
山路愛山
ロマン・ロラン
徳冨蘆花
夏目漱石
橘外男
井上円了
小栗虫太郎
内田魯庵
長塚節