“ぬりけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
塗抹50.0%
塗消50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世界の地図からは海の色一色に塗抹ぬりけされていた陸地……そして古来から未だただの一度も、我々の住んでいる世界とは交通のなかった国、と申し上げれば、定めし姉上はそこに住む原住民たちは
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
題をつけるのに苦しんだものと見えて、本文のはじめに書かれた文字は幾度か塗消ぬりけされて読めないままに残されている。
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)