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『御身』
ふりがな文庫
『
御身
(
おんみ
)
』
末雄が本を見ていると母が尺(さし)を持って上って来た。 「お前その着物をまだ着るかね。」 「まだ着られるでしょう。」 彼は自分の胸のあたりを見て、 「何(な)ぜ?」と訊(き)き返(かえ)すと、母はやはり彼の着物を眺めながら、 「赤子(あか) …
著者
横光利一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
幸
(
ゆき
)
私
(
あて
)
恐
(
ご
)
弄
(
いら
)
私
(
うち
)
小女
(
こめ
)
作
(
こし
)
禍
(
あやま
)
恐
(
こ
)
叔父
(
おい
)
尺
(
さし
)
塗抹
(
ぬりつぶ
)
与
(
あず
)
空
(
す
)
竊
(
そ
)
抛
(
ほ
)
奴
(
いつ
)
直
(
じ
)
何
(
な
)
銭
(
かね
)
批
(
くら
)
解
(
ほど
)
命令
(
いいつ
)
上
(
あが
)
猿
(
えて
)
羞
(
はずか
)
止
(
と
)
脅
(
おびや
)
臓
(
はらわた
)
襁褓
(
むつ
)
退
(
さが
)
守
(
もり
)
報
(
し
)
赤子
(
あか
)
三間
(
さんげん
)
籠
(
こ
)
義兄
(
にい
)
止
(
よ
)
暫
(
しば
)
日向
(
ひゅうが
)
揺
(
ゆす
)
或
(
あ
)
懐
(
なつ
)
恐
(
こわ
)
度
(
たび
)
幸子
(
ゆきこ
)
言
(
ごと
)
訊
(
たず
)
嬰児
(
えいじ
)
買
(
こ
)
鶏
(
にわとり
)
器物
(
うつわもの
)
馳
(
か
)
蹲
(
しゃが
)
唐突
(
とうとつ
)
顰
(
しか
)
交
(
かわ
)
阿呆
(
あほ
)
酔漢
(
よっぱらい
)
匂
(
におい
)
前
(
さき
)
出
(
だ
)
冷
(
つめ
)
銜
(
くわ
)
睥
(
にら
)
瞞
(
だま
)
鼻孔
(
びこう
)
硝子
(
ガラス
)
一節
(
ひとふし
)
種痘
(
しゅとう
)
静
(
しずか
)
窺
(
うかが
)
隠
(
かく
)
糞
(
くそ
)
綺麗
(
きれい
)
緩
(
ゆる
)
縁側
(
えんがわ
)
縺
(
もつ
)
関
(
かま
)
耽
(
ふけ
)
間
(
ま
)
閉塞
(
へいそく
)
肴
(
さかな
)
錆色
(
さびいろ
)
膝
(
ひざ
)
膝頭
(
ひざがしら
)
臍
(
へそ
)
錆
(
さび
)
良人
(
おっと
)
蹉
(
つまず
)
見下
(
みおろ
)
辞引
(
じびき
)
覗
(
のぞ
)
躑躅
(
つつじ
)
躍
(
おど
)
蹴
(
け
)
触
(
さわ
)
赧
(
あか
)
跨
(
また
)
踉
(
よろ
)