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踉
ふりがな文庫
“踉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よろ
48.1%
つ
33.3%
よろめ
14.8%
よ
3.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろ
(逆引き)
踉
(
よろ
)
けながら、後ろへやった刀が、かつんと、鉢金に弾んだと思うと、鍔から三、四寸の所から、折れて、
氷柱
(
つらら
)
のように、すッ飛んだ。
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
踉(よろ)の例文をもっと
(13作品)
見る
つ
(逆引き)
嗚呼アノ爺も
罷
(
や
)
めさせられた、と思ふと、渠は云ふに云はれぬ
惡氣
(
さむけ
)
を感じた。何處へ行つても恐ろしい怖ろしい不安が渠に
踉
(
つ
)
いて來る。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
踉(つ)の例文をもっと
(9作品)
見る
よろめ
(逆引き)
武士が相手に
背後
(
うしろ
)
を見せるとは天下の耻辱になる奴、
還
(
かえ
)
せ/\と、
雪駄穿
(
せったばき
)
にて跡を追い掛ければ、孝藏は最早かなわじと思いまして、
踉
(
よろめ
)
く足を踏みしめて
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
踉(よろめ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
よ
(逆引き)
彼は肱で縦横無尽に突きまくった。すると、突かれた女は
踉
(
よ
)
ろけながら、また他の男の首に抱きついて運ばれていった。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
踉(よ)の例文をもっと
(1作品)
見る
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
“踉”を含む語句
蹌踉
踉蹌
踉々
蹌々踉々
蹌踉々々
蹌踉蹌踉
踉々蹌々
踉蹌中
踉蹡
蹌踉状
“踉”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
高山樗牛
三遊亭円朝
三島霜川
横光利一
吉川英治
柳田国男
北原白秋
石川啄木
田山花袋