“踉々蹌々”の読み方と例文
読み方割合
ろうろうそうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこですっかり気分をもち直し、やがて勘定を払うと、踉々蹌々ろうろうそうそう、元の道をもどって行った。——その孤愁の影、多情多感なその日の彼は、あとで思えば、げにも宋江として珍しいことだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)