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蹌踉々々
ふりがな文庫
“蹌踉々々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よろよろ
83.3%
よろ/\
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろよろ
(逆引き)
息とともに身を
退
(
ひ
)
いて、
蹌踉々々
(
よろよろ
)
と、雨戸にぴッたり、風に吹きつけられたようになって
面
(
おもて
)
を背けた。
斜
(
はす
)
ッかいの化粧部屋の入口を、敷居にかけて廊下へ半身。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
びしゃびしゃ……水だらけの湿っぽい井戸端を、草履か、
跣足
(
はだし
)
か、沈んで踏んで、陰気に手水鉢の柱に
縋
(
すが
)
って、そこで息を
吐
(
つ
)
く、肩を一つ
揺
(
ゆす
)
ったが、敷石の上へ、
蹌踉々々
(
よろよろ
)
。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蹌踉々々(よろよろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
よろ/\
(逆引き)
色
(
いろ
)
が
真蒼
(
まつさを
)
で、
目
(
め
)
も
血走
(
ちばし
)
り、
伸
(
の
)
びた
髪
(
かみ
)
が
額
(
ひたひ
)
に
被
(
かゝ
)
つて、
冠物
(
かぶりもの
)
なしに、
埃塗
(
ほこりまみ
)
れの
薄汚
(
うすよご
)
れた、
処々
(
ところ/″\
)
釦
(
ボタン
)
の
断
(
ちぎ
)
れた
背広
(
せびろ
)
を
被
(
き
)
て、
靴
(
くつ
)
足袋
(
たび
)
もない
素跣足
(
すはだし
)
で、
歩行
(
ある
)
くのに
蹌踉々々
(
よろ/\
)
する。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蹌踉々々(よろ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹌
漢検1級
部首:⾜
17画
踉
漢検1級
部首:⾜
14画
々
3画
々
3画
“蹌踉”で始まる語句
蹌踉
蹌踉蹌踉
蹌踉状
検索の候補
蹌踉
蹌踉蹌踉
蹌踉状
踉蹌
蹌々踉々
踉蹌中
踉々蹌々
“蹌踉々々”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎