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薄汚
ふりがな文庫
“薄汚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすぎたな
44.1%
うすよご
35.3%
うすぎた
17.6%
うすぎたね
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすぎたな
(逆引き)
人目を避けて、
蹲
(
うずくま
)
つて、
虱
(
しらみ
)
を
捻
(
ひね
)
るか、
瘡
(
かさ
)
を
掻
(
か
)
くか、弁当を使ふとも、
掃溜
(
はきだめ
)
を探した
干魚
(
ほしうお
)
の骨を
舐
(
しゃぶ
)
るに過ぎまい。
乞食
(
こじき
)
のやうに
薄汚
(
うすぎたな
)
い。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄汚(うすぎたな)の例文をもっと
(15作品)
見る
うすよご
(逆引き)
薄汚
(
うすよご
)
れている。入口の階段に
患者
(
かんじゃ
)
が灰色にうずくまったりしている。そんなことが一層この橋の感じをしょんぼりさせているのだろう。
馬地獄
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
薄汚(うすよご)の例文をもっと
(12作品)
見る
うすぎた
(逆引き)
薄汚
(
うすぎた
)
ない
法衣
(
ころも
)
を着て、背には袋へ入れた琵琶を
頭高
(
かしらだか
)
に背負っているから琵琶法師でありましょう。
莚張
(
むしろば
)
りの中へ
杖
(
つえ
)
を突き入れると
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
薄汚(うすぎた)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
うすぎたね
(逆引き)
雪隠で
詰腹
(
つめばら
)
を切る
体
(
てい
)
だね、誠にはやなんとも謂われねえ
臭気
(
におい
)
だぞ、豪傑に
支
(
つか
)
えたと見えてここらじとじとする。
薄汚
(
うすぎたね
)
え。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薄汚(うすぎたね)の例文をもっと
(1作品)
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薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
汚
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
“薄”で始まる語句
薄
薄暗
薄紅
薄明
薄暮
薄縁
薄荷
薄闇
薄氷
薄墨
“薄汚”のふりがなが多い著者
田中英光
邦枝完二
泉鏡太郎
徳冨蘆花
小林多喜二
泉鏡花
久保田万太郎
内田魯庵
夏目漱石
徳田秋声